出生数最低、背景に未婚化 専門家「思い切った対策をしない限り…」 ★3
日本の少子化が止まらない。2023年に生まれた日本人の子どもの数も、合計特殊出生率もまた過去最低を記録した。少子化の加速に大きな影響を与えていると指摘されているのが、結婚する人たちの減少だ。婚姻数は1970年ごろは年間100万組を超えていたが、2011年以降は年間60万組台でしばらく推移。コロナ禍に見舞われた20年は前年比12.3%減と大きく減り、23年は同6.0%減の47万4717組と、日本人の婚姻数は戦後初めて50万組を割り込んだ。