【受験】受かっているのに浪人する「合格浪人」の割合が増加、河合塾で史上最高3割に
来春の一般入試を目指す受験生たちにとって、これからラストスパートの時期に入る。今年度の受験生はどんな傾向なのか。30万人が受験する全統共通テスト模試の志望データなどをもとに、大手予備校「河合塾」の主席研究員、近藤治さんに2025(令和7)年入試の動向を聞いた。新型コロナウイルスが蔓延(まんえん)していた時期は、地元志向が高まり、地方受験生が首都圏の大学を敬遠する傾向もみられたが、コロナ禍の落ち着きを受けて、受験生の都心人気が復活している。