洞窟で発見された謎の種子が発芽して木に成長 聖書記載の「秘薬」採れる絶滅種か 数千年の時を越え、神秘の薬「ツォリ」が復活?
エルサレム近郊の洞窟で発掘調査中に出土していた大昔の謎の種子が、発芽して木に成長した。正体は、聖書に記されている薬用樹脂を分泌する絶滅した樹木の可能性があるという。イスラエルなどの国際的な研究チームがこのほど、科学誌「コミュニケーションズ・バイオロジー」に研究成果を発表した。この種子は1980年代後半にユダヤ砂漠の洞窟で発見され、放射性炭素年代測定からおよそ1000年前のものと推定されている。