孤独死は「かわいそう」ではない!自らの足で生き続けた証というケースも…私たちは最期の一人旅をどう過ごすか
孤独死は、ことさらにその悲劇性が強調される。多くの場合、周囲に誰もいない淋しい最期として報道され、現代社会の闇のように扱われる。大原麗子、山口美江、梓みちよ、宍戸錠、野村克也ら多くの著名人が家族から看取られることなく、亡くなった。この人たちは、全盛期は、いつもその人を中心に人だかりができたような華やかな存在だったからひとりで旅立ったと聞けば、おのずとそこに哀れさのにおいをかぎとりたくなる。