ラーメン店の倒産が過去最多に。個人店が苦戦する中、規模を拡大する“人気チェーン”の存在感
東京商工リサーチによると、2024年1~9月のラーメン店の倒産状況(日本産業分類・細分類)は47件(前年同期比42.4%増)と、集計を開始して以降、年間最多だった2023年(1~12月)の45件を抜く結果となったようだ。コロナ関連支援策に支えられて、2022年の倒産は21件の減少に留まったが、コロナが収束し、行動制限が解除され、日常が回復したにもかかわらず、物価高や人手不足など、経営の足を引っ張る要因があり、なかなか業績の回復に苦労しているのが実情だ。