計41億円拠出のODA、外務省など対応不十分で「十分な効果得られず」…会計検査院指摘
カンボジア、ネパール、タンザニア、ガーナの4か国に計41億円を拠出して行われた政府開発援助(ODA)の5事業について、会計検査院は、外務省や国際協力機構(JICA)の対応が不十分だったことなどから、「援助の効果が十分に得られていない」と指摘した。カンボジアの「光ファイバーケーブル整備事業」では、対象地域の固定電話サービス利用率を61%に向上させることを目標に、2016年度までの11年間に29億円超を貸し付けた。