「男子高校生のキス経験率22%、性交経験率12%」自慰経験率だけが上昇する"性離れ"が暗示する日本の行く末
日本性教育協会が1974年から6年ごとに行っている「青少年の性行動全国調査」(速報)によると、高校生のキスや性交の経験率は下がっていることがわかった。コラムニストの河崎環さんは「日本での性行動に対する“免疫”の付け方は、『実践型』ではなく『予防接種型』だ。子どもたちは性教育で、ポジティブな性についてのメッセージよりも先に、ネガティブなメッセージを受け取っているのではないか」という――。