「自分にはボウイという別人格がいる」浜松市3人殺害事件の初公判 被告の男が起訴内容を否認=静岡地裁浜松支部
2022年3月、浜松市中央区の住宅で高齢の夫婦ら3人が殺害された事件の初公判が開かれ、被告の男は起訴内容を否認しました。争点の一つとなるのは「被告の別人格」の存在で、責任能力をめぐり検察と弁護側の主張は真っ向から対立しました。殺人の罪に問われているのは、浜松市中央区佐鳴台の無職の男(24)です。起訴状などによりますと被告の男は2022年3月、自宅で祖父(当時79)、祖母(当時76)と兄(当時26)の3人をハンマーなどでそれぞれの頭部を殴り、殺害した罪に問われています。