医療の“多摩格差” 東京23区と医療サービスに「違い」 都心と比べ人員確保に苦労も…
住む地域によって受けられる医療サービスの違いが生じる「医療格差」は、多くの大規模な病院がある東京都内でも実は生じています。都内の大学病院は特別区部に集中していて、多摩地域には少ないという現状があります。病床数も23区ではほとんどの地域が、地域の人口や病床の利用率を基にした「必要な病床数」を示す「基準病床数」を満たしているのに対し、多摩地域などを含む市町村部では青梅市やあきる野市を含む「西多摩地域」以外は基準を満たしていません。