【能登地震】仮設住宅、コミュニティーづくり苦慮 輪島、珠洲の半数超でまとめ役不在…ごみ捨てルール守られず
能登半島地震で被害が大きかった石川県輪島、珠洲両市に建設された仮設住宅の約55%で、自治会長などのまとめ役が不在であることが分かった。1日で発生から11カ月。被災者が高齢な上、見知らぬ者同士が集まる団地も多く、新たなコミュニティーづくりに苦慮している現状が浮かぶ。被災した4市町に尋ねたところ、11月29日時点で自治会長や連絡係が決まっていないのは輪島市の46団地のうち31団地、珠洲市は42団地のうち18団地だった。