東京地検特捜部 捜査の詐欺事件で不適正な取り調べ 最高検認定
2021年、東京地検特捜部が捜査した詐欺事件で起訴された太陽光発電関連会社の社長が、逮捕後、当時の担当検事に自白を迫られ、罵倒されるなど不当な取り調べを受けたと訴えている問題で、最高検察庁が取り調べに不適正な点があったと認定していたことが関係者への取材でわかりました。太陽光発電関連会社「テクノシステム」の社長、生田尚之被告(50)は、金融機関からおよそ22億円をだまし取った罪などで3年前、東京地検特捜部に逮捕・起訴され無罪を主張しています。