国内最古の「牛川人骨」、調べたら「クマの骨」…愛知・豊橋市教委が説明文やパンフレット修正へ
「人骨か否か」――。1950年代に愛知県豊橋市内で、国内最古の人骨として発見された「牛川人骨」を巡り、東京大総合研究博物館の諏訪元特任教授らの研究グループが「クマの骨である」と断定する論文を1日に公開した。20年以上、人骨ではない可能性が指摘されていたが、ようやく決着がついた。市教育委員会は、牛川人骨とされると表記していたレプリカの説明文や市内の歴史をまとめたパンフレットなどを順次修正していくが、今後も紹介を続けていくという。