都議会自民「裏金」 3000万円未満を理由に議員はひとりも立件なし 略式起訴は会計担当職員だけ
東京都議会の自民党会派で政治団体の「都議会自民党」が、政治資金パーティーなどの収入計約3500万円を政治資金収支報告書に記載しなかったとして、東京地検特捜部は17日、政治資金規正法違反(虚偽記入)の罪で、矢島英勝会計担当職員(72)を略式起訴した。都議らの立件は見送った。◆地方議会でもずさんな資金管理
自民派閥と同様の裏金事件が地方議会でも起き、党のずさんな資金管理があらためて浮き彫りになった。