京都市の観光特急バス、観光客と市民のすみ分け「一定の効果あった」
京都市交通局は、オーバーツーリズム対策として運行を始めた「観光特急バス」の効果の検証結果をまとめた。昨年6~11月は1日平均約2300人が利用し、一定の効果があったとしている。市は昨年6月から、京都駅と清水寺や祇園などの人気観光地を結ぶ特急バスを土日祝日に通年運行している。京都駅前と清水寺近くの五条坂を結ぶ便(1日16便)と、京都駅前と五条坂、祇園、銀閣寺などを結ぶ便(1日24便)の2系統で、運賃は通常の倍の大人500円、子ども250円。