【国連】ウクライナ和平、「領土保全」尊重を 国連事務総長が念押し 「ロシアの侵攻は国連憲章および国際法に明確に違反」
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ウクライナ和平をめぐり、国連(UN)のアントニオ・グテレス事務総長は23日、「領土保全」を尊重する合意の実現を改めて呼び掛けた。ロシアによるウクライナ侵攻開始から3年目となる24日、国連安全保障理事会では、ウクライナの領土保全に言及しない米国支持の決議案をめぐり、採決が行われる。これについてグテレス氏は声明で
「ウクライナの主権と独立、国際的に認められた国境内での領土保全を完全に維持する、公正で持続可能かつ包括的な和平の緊急性を改めて強調する」と表明した。