【長崎】「この界隈はうちらの縄張りやけん、ショバ代を払ってもらわんば」 自営業の男性にみかじめ料を要求 暴力団の男に中止命令

暴力団が場所代、用心棒代などとして支払わせる「みかじめ料」を要求したとして、長崎警察署は11日、長崎市の指定暴力団幹部の男に対し、暴力団対策法にもとづく中止命令を発出しました。中止命令を受けたのは、長崎市江里町に住む指定暴力団六代目山口組傘下組織幹部の男(57)です。警察によりますと、男は今年2月1日長崎市内で自営業の30代男性に対し、「この界隈はうちらの縄張りやけん、ショバ代(場所代)を払ってもらわんば」などと言って、指定暴力団の威力を示した上で、みかじめ料の要求を行ったということです。