【医療】歯のデータ規格統一を=災害時の身元確認効率化-新潟県歯科医師会が実証
大規模災害などの際、遺体の身元確認に用いる歯科情報の規格を統一する作業を、新潟県歯科医師会を中心とする
プロジェクトチームが進めている。治療歴など26項目をマークシート化してコンピューターで照合し、効率化・迅速化を図る。厚生労働省の実証事業で、全国規格を目指す。同会によると、東日本大震災では、生前と遺体の歯の情報を照合するソフトウエア導入などにより、損傷が激しい遺体はDNA型鑑定や指紋照合に比べ、身元確認に至るケースが多かった。