【生物工学】マラリア対策で蚊を遺伝子操作、子孫の95%雄に…実験では6世代以内に全滅 英研究
【6月11日 AFP】蚊の遺伝子を組み換えて生まれてくる子孫の大半が雄になるようにし、最終的には個体群を全滅に導くとしたマラリア対策に関する研究論文が、10日の英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに掲載された。英ロンドン大学インペリアルカレッジなどの生物学者チームが発表した論文によると、通常の蚊の個体群では50%の割合で雄が生まれるのに対し、この性別産み分け技術を用いると、生まれてくる世代の約95%が雄になるという。