【医学】ピロリ菌の胃がん発症原因の一端発見/東京大
ピロリ菌の胃がん発症原因の一端発見
掲載日:2014年9月9日
ヘリコバクターピロリ(ピロリ菌)が胃炎や胃かいよう、胃がんを引き起こす分子レベルの解明が一歩進んだ。マイクロRNAと呼ばれる小さなRNAがピロリ菌の慢性感染が原因で起きる胃の病変に関与していることを、東京大学医科学研究所の氣駕恒太朗(きが こうたろう)特任研究員と三室仁美(みむろ ひとみ)准教授、千葉大学真菌医学研究センターの笹川千尋(ささかわ ちひろ)特任教授らが見いだした。