【天文】100万歳の若い星に複雑な有機物を検出 - ハーバード・スミソニアン天体物理学センター
455光年彼方の恒星「WMC 480」に複雑な有機分子が見つかった。おうし座分子雲の中にあるWMC 480は生まれて100万年ほどのとても若い星で、自身の材料となった塵やガスがうずまく円盤(原始惑星系円盤)を周囲にまとっている。Karin Öbergさん(米・ハーバード・スミソニアン天体物理学センター)らがアルマ望遠鏡で電波観測したところ、恒星からおよそ45億~150億km離れた円盤外縁に、地球の海の水に匹敵する量のアセトニトリル(CH3CN)が検出された。