【古代生物学】恐竜の脳構造を解明し3Dで復元 福井
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福井県立大学の研究グループは福井県勝山市で発掘された肉食恐竜の脳が入る骨の化石を解析し、3Dプリンターで脳の構造を復元したと発表しました。国内で見つかった恐竜の脳の構造が明らかになるのは初めてで、恐竜の運動能力などの解明につながると注目されています。福井県立大学の恐竜学研究所の研究グループは、平成19年に勝山市で発掘された獣脚類と呼ばれる全長2.4メートルほどの肉食恐竜について、脳が入る部分の骨「脳函」の化石をCTスキャナーで取り込むなどして解析しました。