【遺伝子医学】「マイクロRNA137」の異常調節が統合失調症で問題になっている可能性 米国MIT
統合失調症を悪くする遺伝子の働きの一端が分かった。直接の機能が良く分かっていない遺伝子なのだが、どうやら脳の側面にあって、記憶に関係している「海馬」の神経細胞に働いて、柔軟性を奪っているようだ。妄想や幻聴などの問題、さらには治療にもつながるかもしれない。米国マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究グループが、神経科学分野の専門誌ネイチャー・ニューロサイエンスで、2015年5月25日に報告した。
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