【細胞生物学】細胞の核と小胞体を分解する新しい仕組みを発見 オートファジーの目印を特定、感覚神経障害との関連も示唆
図1. オートファジーのプロセス
オートファジーで選択的に分解すべき対象が細胞内に生じると、それらには特定のタンパク質で目印が付けられる。目印タンパク質は、オートファゴソームを作る装置を分解対象上に呼び寄せ、オートファゴソームの形成を開始させる。目印タンパク質はさらに、オートファゴソーム膜上のAtg8というタンパク質と結合することで、分解対象を効率良くオートファゴソームに包み込ませる。