【惑星科学】金星で複数の火山が噴火、探査機が間近で初観測 地球固有のプレートテクトニクス解明の手掛かりにも
激しく活動する金星の火山の想像図。(Illustration by ESA/AOES)分厚い雲と460℃もの表面温度がこれまで研究を大きく阻んできた金星だが、最近の研究で主要な謎の1つが解明された。今回の発見は、地球の成り立ちを理解するのにも貢献しそうだ。欧州宇宙機関(ESA)の金星探査機「ビーナス・エクスプレス」のデータから、金星が今も活発な地質活動を続けている新たな証拠が得られた。