【古生物学】長い牙、速く伸びる サーベルタイガー類の一種「スミロドン・ファタリス」の化石分析 米博物館
サーベルタイガー類の一種「スミロドン・ファタリス」の上顎化石。鋭く長い牙はライオンの2倍の速さで伸びたと推定された(米自然史博物館提供)
サーベルタイガー類の一種「スミロドン・ファタリス」の家族の想像図。上顎の牙が最長約18センチもあり、伸びるのが速かった(マウリシオ・アントン氏、米自然史博物館提供)上顎から鋭く長い牙が突き出ているサーベルタイガー類の一種は、この牙(犬歯)が月に約6ミリも伸び、ほぼ同じ体格のライオンの2倍の速さだった可能性が高いことが分かった。