【神経科学/免疫学】神経難病「多発性硬化症」の慢性炎症に関わる新しいリンパ球「Eomes陽性ヘルパーT細胞」を発見
プレスリリース詳細 | 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター
図1.多発性硬化症の病型とその特徴(再発寛解型MS vs 二次進行型MS)
図2.再発寛解型MSの発症機序とNR4A2によるTh17細胞の機能制御
図3.MS病態の多様性と疾患モデルを用いた病態解明
図4.二次進行型MSの発症機序(仮説)とEomes陽性ヘルパーT細胞国立精神・神経医療研究センター(NCNP)神経研究所は10月5日、神経難病である多発性硬化症(MS:Multiple sclerosis)のなかでも、特に高度の神経障害をのこす二次進行型MSで、エオメス(Eomes)というタンパクを発現する新型リンパ球が重要な役割を果たすことを明らかにした。