【分子生物学】かび毒テヌアゾン酸の生合成遺伝子を同定 新しいタイプの二次代謝産物生合成酵素を発見
図1イネいもち病菌とテヌアゾン酸
イネいもち病菌Magnaporthe oryzae(Pyricularia oryzae)は植物病原糸状菌の1種であり、イネに感染してイネいもち病を引き起こす。イネいもち病菌は他のいくつかの植物病原糸状菌と同様にかび毒であるテヌアゾン酸を生産する。
図2テヌアゾン酸生合成酵素TAS1のドメイン構造と他のPKSとNRPSの融合型酵素との比較TAS1のドメイン構造は糸状菌型PKS-NRPSとは異なる。