【生化学】酵母のアミノ酸取り込みを調節する化合物を発見 分裂酵母細胞間のコミュニケーションを担う新規オキシリピン「NSF」
要旨
理化学研究所(理研)吉田化学遺伝学研究室の孫暁穎大学院生リサーチ・アソシエイト、環境資源科学研究センター ケミカルゲノミクス研究グループの吉田稔グループディレクター、八代田陽子専任研究員、明治大学農学部生命科学科 浜本牧子教授らの共同研究グループ※は、分裂酵母の分泌するオキシリピン[1]の1つである「窒素源シグナリング因子(NSF)[2]」がナノモルレベルの極低濃度で分裂酵母[3]のアミノ酸の取り込みを制御することを発見しました。