【材料科学/医学】光照射で効率的に発熱するナノコイル状の新素材を開発 近赤外レーザーによるがん光熱療法への応用に期待
ポイント
•生体透過性の近赤外レーザーで効率的に発熱するナノコイル状の新素材を簡便に合成• 培養したがん細胞へ添加し、レーザー照射すると、6割以上の細胞が死滅• 近赤外レーザーを用いた生体深部のがん治療への応用に期待
概要
国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)機能化学研究部門【研究部門長 北本 大】 界面材料グループ 丁 武孝 研究員と
ナノ材料研究部門【研究部門長 佐々木 毅】 CNT機能制御グループ 都 英次郎 主任研究員らは、優れた光発熱効果を示すナノコイル状の新素材を開発した。