【再生医学】移植後のドパミン神経のシナプス形成を既存薬で促進することに成功 ヒトiPS細胞由来ドパミン神経移植の質的効果向上
西村 周泰 研究員(元・CiRA特定研究員/現・カロリンスカ研究所博士研究員)、高橋 淳 教授(京都大学CiRA臨床応用研究部門)らの研究グループは、村山 繁雄 部長(東京都健康長寿医療センター)、尾上 浩隆 グループディレクター(理化学研究所ライフサイエンス技術基盤研究センター)との共同研究で、ヒトiPS細胞由来ドパミン神経細胞注1)移植において、エストラジオール誘導体注2)が、移植したドパミン神経細胞と脳内の神経細胞とのシナプス注3)形成を促進すること、またそれに伴い、運動機能が早期に改善することを明らかにしました。