【医学】「中皮腫がんマーカー」発見 神奈川がんセンター、東大と共同研究で
神奈川県立がんセンター臨床研究所(横浜市旭区)は23日、東京大学との共同研究で、アスベスト(石綿)を吸い込むことで発症する中皮腫を診断できる「中皮腫がんマーカー」を発見し、特許出願したと発表した。中皮腫の的確な診断や、早期治療の実現が期待されるという。出願は2月15日付。.
同研究所によると、中皮腫に有効な治療法は、早期に見つけて手術することだが、エックス線や血液診断での早期発見は難しく、発見からの5年生存率は5%前後と低い。