【医学/神経科学】てんかん難治化の仕組みを解明 側頭葉てんかんの難治化を防ぐ新たな創薬標的「neuritin(ニューリティン)」を発見
(公財)東京都医学総合研究所・シナプス可塑性プロジェクトの島田忠之主席研究員と山形要人副参事研究員は、てんかんの難治化に関わる病態メカニズムの一端を解明しました。側頭葉てんかん患者では発作の焦点である海馬の神経細胞が形態変化を起こし、軸索と言う神経突起が枝分かれすることが知られています。この過剰な分枝が海馬神経の接続異常を引き起し、てんかん難治化につながると考えられています。 / 創薬