【技術】気象データと連動した熱中症リスク評価システムの開発 幼児60分で熱中症リスク、真夏にアスファルトの歩行
名古屋工業大学、東北大学サイバーサイエンスセンター、一般財団法人日本気象協会の共同研究グループは、熱中症リスク評価シミュレーション技術に、気象予報データと経験から得られた数式を融合させたデータを組み込み、現実的な条件(例えば、アスファルト、運動場など)での熱中症リスク評価システムを開発しました。本システムでは、日本の夏場を想定し、屋外を歩行した場合、幼児の体温上昇は成人よりも早く、それに伴い発汗量も多く、60分間で熱中症(軽度の脱水症状)になるリスクを有する結果を得ることができました。