【文化人類学】古代メキシコ・テオティワカンの先住民 ウサギを家畜として飼育か
世界遺産にも登録されているメキシコの古代都市遺跡テオティワカンの先住民たちがウサギを飼育して食用とし骨を道具として用いていたとする研究論文が17日、発表された。米オンライン科学誌プロスワンに掲載された論文は、1~7世紀の土着文化における小型哺乳類の飼育を示した初の事例の一つだという。米カリフォルニア大学サンディエゴ校研究員で論文の主執筆者のアンドリュー・サマービル氏の説明によると、古代メキシコにはヤギやウシ、ウマなど家畜用の大型哺乳類が生息していなかった。