【社会】世界で初めてウマの性病の病原体培養株を確立 帯広畜産大学ら
大学ジャーナルオンライン編集部
世界初 共同研究 動物学帯広畜産大学
帯広畜産大学 菅沼啓輔特任助教、モンゴル国立獣医学研究所Narantsatsral研究員らは、ウマ属家畜の性病「こう疫」の病原体となる「こう疫トリパノソーマ」の培養株の確立に成功した。「こう疫」とは、「こう疫トリパノソーマ」という原虫によって引き起こされるウマ属家畜の性病で、感染したウマは生殖器に浮腫や潰瘍ができ、貧血や神経異常が進行し最終的には死に至ってしまう。