【認知科学】赤ちゃんは動いている景色を認識するときに、 独特の視線の動かし方をしていることが明らかに!
本学人文学部・白井述 准教授と、新潟国際情報大学・伊村知子 准教授の研究グループは、生後 1 歳半までの赤ちゃん 100 名と成人 20 名を対象とした実験から、動きのある景色を認識する際の視線パターンが、両者で著しく異なることを明らかにしました。例えば、歩いたり、走ったりして、私たちの身体が移動すると、それに応じて視野に映る景色も動きますが、成人は動いている景色から自分自身の移動方向を効率よく認識するために、自分でも意図しないうちに特徴的な視線パターンを生じることが知られていました。