【研究倫理】東京大で教授ら2人が研究不正 論文5本、調査委認定
東大で教授ら2人が研究不正 論文5本、調査委認定東京大の六つの研究室が発表した論文22本に捏造やデータ改ざんなどの疑惑が指摘された問題で、東大の調査委員会は1日、分子細胞生物学研究所の渡辺嘉典教授と元助教の2人に不正行為があったと発表した。元助教は渡辺氏の研究室に所属していた丹野悠司氏。発表によると、細胞分裂の仕組みに関する渡辺教授らの5本の論文について、実験をしていないのに、実施したかのようなグラフを示すなど捏造が6件、画像などの改ざんが10件あった。