【動物/バードストライク】〈風力発電衝突で〉 絶滅危惧の野鳥、6種42羽死ぬ
風力発電所の風車に衝突する「バードストライク」が原因で死んだ野鳥が、2001年から昨年3月までに国内で確認されただけでも計約300羽に上り、このうち天然記念物オジロワシなど絶滅危惧種は6種計42羽だったことが「日本野鳥の会」自然保護室の浦達也さんの研究で分かった。北海道釧路市で開催中の渡り鳥に関する国際会議で16日に報告した浦さんは「原発に代わる再生可能エネルギーとして風力発電は推進すべきだが、適切な場所を選ぶ必要がある」と話している。