【医学】〈ディオバンの臨床研究問題〉高血圧治療薬関連の名古屋大研究論文 取り下げを勧告
大手製薬会社「ノバルティスファーマ」が販売する高血圧治療薬に関連して、名古屋大学が行った臨床研究の論文について、大学の調査委員会は、研究が不適切だとして、論文を取り下げるよう研究代表者の教授に勧告しました。大手製薬会社「ノバルティスファーマ」が販売する高血圧治療薬「ディオバン」については、ほかの薬を服用した患者に比べて、脳卒中の発生率が低くなるなどとした臨床研究を行った京都府立医科大学や千葉大学など4つの大学でデータの操作などが明らかになり、論文が撤回されています。