【医療】フィリピン、世界初のデング熱ワクチン接種を中止 重症化の可能性
【12月2日 AFP】
フィリピン当局は1日、致死性のデング熱の原因となるデングウイルスに対する世界初のワクチンの接種を中止したと発表した。ワクチンを開発したフランスの製薬大手サノフィ(Sanofi)が先月29日、ワクチン接種によってより深刻な症状が出る可能性があると警告したためだという。フィリピンは昨年から、73万3000人以上の子どもたちに同社のデング熱ワクチン「デングワクシア(Dengvaxia)」を接種してきた。