【医学】イタリアの子どものミイラ、天然痘でなく肝炎に感染 DNA分析で判明
【1月5日 AFP】
天然痘の痕跡を示す中世最古の感染例と考えられていたイタリアの子どものミイラについて、実際には天然痘ではなくB型肝炎に感染していたことが分かったとする研究論文が4日、発表された。最新のDNA分析で突き止めたという。米医学誌「PLOS Pathogens」に掲載された論文によると、この幼い子どもは16世紀にイタリア南部ナポリ(Naples)にあるサン・ドメニコ・マッジョーレ教会(Basilica of Saint Domenico Maggiore)に埋葬されたという。