【魚類】鴨川シーワールド 「幻のサメ」メガマウスザメ公開解剖 子宮内から受精卵の殻 /千葉
世界的に捕獲数が少なく「幻のサメ」と呼ばれるメガマウスザメの公開解剖が24日、鴨川市の水族館「鴨川シーワールド」であった。子宮内で受精卵の殻が見つかり、執刀した国内サメ研究の第一人者、仲谷一宏北海道大名誉教授(72)は「世界初の発見。今後サメの生殖に関する研究が深まる」と強調した。昨年5月に館山市洲崎沖で体長約5・4メートル、体重1・2トンのメスが定置網にかかり、引き上げ時には死んでいたため鴨川市内で冷凍保存されていた。