【京都大学】アマゾンに大型研究拠点=長期滞在調査に期待-ブラジル
【5月9日 時事通信社】京都大学(山極寿一学長)は8日、ブラジルのアマゾン川流域の密林に大型の研究拠点を開設した。流域の生物・生態系を調査する世界の研究者にとって、これまで現場に滞在できる施設がなく、長期的なフィールドワークが可能になると期待されている。研究拠点「フィールドステーション」は、京大がブラジル国立アマゾン研究所(INPA)、国際協力機構、伊藤忠商事と協力し、アマゾン川中流域の都市マナウスから水路で約130キロ離れたクイエイラス川沿いの密林に開設した。