ほぼ全ての脊椎動物に共通するフェロモン受容体を発見 東京工業大学
1細胞-1受容体ルールを破るフェロモン受容体■要点
・種間での共通性がないというフェロモン受容体のこれまでの定説を覆す・シルル紀の祖先から受け継いだフェロモン受容体を発見・脊椎動物のフェロモン受容の起源や進化の解明に大きな期待■概要
東京工業大学 生命理工学院の二階堂雅人准教授と鈴木彦有大学院生(研究当時:博士後期課程、現:日本バイオデータ)、バイオ研究基盤支援総合センターの廣田順二准教授、生命理工学院の伊藤武彦教授が中心の研究グループは、115種におよぶ生物種の全ゲノム配列を網羅的に解析して、ほぼ全ての脊椎動物が共有する極めて珍しいタイプのフェロモン受容体遺伝子を発見しました。