【放射線】放射線がん治療におけるDNA切断反応を実時間で観測することに成功 -「熱い」電子が切断反応に果たす役割-
馬峻 工学研究科・日本学術振興会特別研究員、櫻井庸明 同助教、関修平 同教授らの研究グループは、Anil Kumar 米国オークランド大学博士研究員、Michael D.Sevilla 同教授、Amitava Adhikary 同准教授、室屋裕佐 大阪大学准教授、山下真一 東京大学准教授、Sergey A. Denisov フランスCNRS研究員、Mehran Mostafavi 同教授らと共同で、放射線によるDNA損傷の過程のうち、およそ10億分の1秒以下のごく短時間で引き起こされる超高速反応の直接観測に世界で初めて成功しました。