【動物】仕事ほしくて仲間を妨害? 働くハダカデバネズミ、尾を引っ張る
集団生活をするハダカデバネズミは巣の中で、仲間の足ならぬ尾を引っ張り、仕事の邪魔をする――。そんな生態を総合研究大学院大などの研究チームが見つけた。妨害の理由ははっきりしないが「集団のために自分が働きたくて仕方ない、という行動の傾向が影響しているかもしれない」と説明している。東アフリカの地中で暮らすハダカデバネズミは、最大200匹にもなる集団で生活し、女王と繁殖のためのオスのほかは、繁殖せずに仕事を続ける「ワーカー」が大半だ。