共同作業は多人数ほどうまくいく、東京工業大学などが解明
東京工業大学の髙木敦士特任助教、インペリアル・カレッジ・ロンドンのエティエン・バーデット教授、東京大学の野崎大地教授らの研究グループは、複数の人が共同で運動作業を行うとき、グループの人数が増えれば増えるほど、各メンバーの運動パフォーマンスが向上することを明らかにした。バーデット教授によると、当初「お互いの動きが影響し合うよう連結したとき、グループの人数が増えれば、ランダムな力の影響がノイズのように働きパフォーマンスが低下するのではないかと予測していた」という。