【古代生物】むかわ竜は「新種の恐竜」 背骨などに特徴、学会報告へ
2019年6月18日15時06分
朝日新聞デジタル,朝日新聞,深沢博
北海道むかわ町穂別で見つかった恐竜「むかわ竜」(通称)について、北海道大学総合博物館の小林快次教授は18日、「新属新種の可能性が極めて濃厚」と発表した。21日から静岡市で開かれる日本古生物学会で報告する。小林教授によると、前脚がきゃしゃで細いこと、背骨(胴椎骨〈ついこつ〉)の上にのびる突起(神経棘〈きょく〉)が大きく前に傾いていること、頭骨にも多くの固有の特徴がみられることなどから新種と判断。