【医学】宮古島の野草で難病ALSの進行を抑制? 日大がマウス実験 治療薬の開発に期待
日本大学は3日、独自の方法で栽培した宮古島産タチアワユキセンダングサ「宮古ビデンス・ピローサ(BP)」のエキス粉末が、難病「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」によって起きる脊髄の運動神経細胞の減少を抑え、寿命を延ばすことをマウスで実証したと発表した。治療薬開発につながる可能性もあるという。宮古BPは、武蔵野免疫研究所(宮古島市)が市内農家に委託し、農薬や化学肥料などを使わずに栽培、製造している独自ブランドの原料。