【環境】脱炭素目指す中国、排出量取引制度の運用開始
脱炭素目指す中国、排出量取引制度の運用開始中国は1日、二酸化炭素の排出量取引制度(ETS)の運用を開始した。世界最大の排出国である中国は、2060年までの脱炭素経済実現を目指している。この制度により、地方自治体が大手電力事業者に排出量の上限を課すことが初めて認められた。また企業は、原材料調達から廃棄・リサイクルまでに出る温室効果ガス排出量を二酸化炭素(CO2)に換算した「カーボンフットプリント(CFP)」の少ない他企業から、排出権を購入することができる。